2010年2月10日水曜日

最後の日

G-Lとの生活がはじまり10数年、いつかお別れはやってくる。


相棒のピンクのお友達はG-Lとともに?いやいや、元々わたしのものだから残すョ、とか、、。
20年は一緒に過ごすから まだまだたっぷり時間はア~ルとか。
おわかれのときにはさみしくないように何か良い案を考えておかなくちゃ、、とか。

今も同じようにときどき考える。



『ガン』と診断されたときには一気にこの〆が押し寄せたのであたふたした。

そして病気の場合の最後はどんな結末になるのか考え、どんなお別れの仕方を望むのかも考えたりした。
しかも地元の病院へ向かう途中には火葬場までもがあったりして、精神的にはかなり具合悪かった。。 (今は道をおぼえたので別ルートを使っている)



重篤な病気なのでどこまで延命させるか考えたりもした。
 
ジールの病気は鼻なので、食事が食べられなくなっても鼻チューブとかは付けられない。
顔が崩れたり、脳も侵されたりしたらどうする??
全身状態が悪く、食事もとれない、気力もない、ただ苦しむだけの日々になったらどうする??
それでも、、と、輸液の補給で生きていてもらう?
いよいよの最後を過ごす場所は病院?or 自宅??

良くなれた今でも考え、こう文字で表記したらあらためて怖く不安が襲う。


G-Lが苦しくつらいというだけの状態になってしまったら、、安楽死という選択をもするかもしれない。



あの頃の自分の心は不安と恐怖で押しつぶされていたのに、
ガンで鼻が侵されている本猫G-Lはわたしの気持ちとは逆で、完全に『生きる』という方にのみ向いていた。 すごく不思議でどうして?といつも思っていた。

たぶん動物は死というものは考えては生きていない。現在をこの今という時を前向きに生きているというのを感じ、
あーだこーだと考え不安がったり予想したりして過去や未来ばかりを意識して生きている自分よりも
G-Lのように真っ直ぐ前をみなくちゃ!と思った。


考え過ぎず固定しないで柔軟に。その時の最適を見極められるように☆



どんなに楽しくすごしても、どんなに苦しんでもおなじようにやってくる最後の日。

ならば精一杯たのしく穏やかにすごしたい。苦を招くようなことは避けて《楽》多き日々をすごしたい。




 ☆HELLO~♪とまたあえるように☆

2010年2月9日火曜日

和漢診療(自分)

昨年末に風邪をひいてから、その後いつまでも鼻のどがグズっていたので漢方薬局のおじさんに相談をしたら「後鼻漏だねー、治らないよ」と言われた。。

それでも「和漢診療があるから行ってみたら?たぶん○○か**あたりを出してくれるよ。」
と和漢というもの知り、和漢治療をしてみた。


和漢診療でだしてもらった漢方薬は『荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)』。

飲み始めの一回は、お湯に溶いて飲むと30分後くらいにズルズルと鼻水が出てくる。
どこからこんなに出てくるんだ!?というくらい大量に。
そしてスッキリ爽快。

2週間分ではまた元に戻ってしまったのでその後1ヶ月続けた。



ふだんから咳込んだり、鼻水や痰という症状は年中あることなので慢性化した蓄膿症かアレルギーなのか?と、肺、顔面のレントゲン・耳鼻科・血液検査・痰検査もしてみた。


1ヶ月半と漢方を服用してかなり症状は改善され、病院での検査結果は特に問題なし!

 *検出された細菌は空中に存在する常在菌なので問題なし。
 *血液検査も臓器や白血球やアレルギーなど問題なし。輸血もできる。



病院も検査も苦手。
ジールが病院で「シャーッ」とあいさつのように言うのもなんとなく理解し、
検査はいろいろして嫌だったけれど漢方薬だけで症状が緩和され何事もなくてホントよかった。



漢方の4診だけで、ぴったりと見極めちゃう先生はすごいな~と思ったので、
診察後、「うちの猫もみてもらえませんか?」と言ってみたら、「猫アレルギーなんだよね、犬なら・・。」と軽く断られてしまった。 断られるのはあたりまえよね。。でも残念。

漢方的な見方は自己流だから専門家にこんな感じだよとか何か教えてもらいたかったんだけどなぁ~。 


まあとにかく、咳が出たりすることがあっても何かの病気ではないとわかって良かった。
良き活きと自信をもって過ごそう☆

2010年2月6日土曜日

QOLの維持・緩和ケア

Quality Of  Life 生活の質を上げる、維持することはとても大事。


病と全身状態を把握すれば、体力がどれくらいあるのかあるていど見極めることができる。


QOLは病気が体力がどんな状態であっても一番重要なことじゃないかなと思う。

そして全身状態がよくない状態ならば、QOLの維持と緩和ケアが中心となる。


       
【緩和ケア】 積極的な治療はやめて身体的な苦痛や精神的な苦痛を軽くしていく。  (ターミナルケア、終末医療ともいわれるのかな?)                                               
 痛みのコントロールや体力の低下を防ぎQOLを維持するための治療。
 患者のツライ症状を取り除くことでからだも楽に気持ちも楽しく
 ムリなく有意義にすごしてもらうことが目的。


終末医療というとなす術なく末期で、、↓↓というイメージになってしまうけど、
緩和ケアというのは、幅広くいつでも必要でぬくもりある手立てと思っている。



毎日自宅でしてあげられること、これが緩和ケアのいいところ。

*なみだなどを拭いてあげる。
*食べやすいように何か工夫する。
*病気だということを忘れるほどに穏やかに過ごせる環境つくり。
*病気と闘うからだ・気持ちにエールを送り少しでも癒してあげる。
*排泄チェックなどで体調管理、異変に気が付けるようにする。
*触れてなでて安心感をあげたりうれしい気持ちをもってもらえるようにする。
*遊びたいときには一緒に遊ぶ。

こんな何でもないような行為も緩和ケアだと思って日々やっている。


『緩和』 文字どうりで暖かく和む。
どんなに苦しい状態でも抱きしめてあげたり、やさしく触れてあげれば少しは和らぐことが出来るハズ。
食事や日々の行動で愛情が通じれば安心、心は穏やかになれるハズ。
怒りや冷たいでなく、暖かい気持ち楽しい気分は病も忘れさせるハズ。



緩和ケアは愛情とIdeaでだれもがいつでも実行できる☆


緩和ケアと同じような目的の医療的行為として代替療法(自然療法)があります。