2010年5月18日火曜日

アクも味のうち

食材を調理すると出てくるアクはできるだけきれいに取り除く。

この作業って大事なポイントでアクのまわりには旨味もあるから丁寧で手際よくやるとおいしくできる。

(、、、まぁ、面倒だと全部うまみだ!とかきまわしちゃうんだけど、、;)



自然療法のメインであるデトックス(解毒)は身体のアクを取り除く作業。

自分の解釈が不要で滞っているものを排除し、きれいに掃除されれば健康であると思い込んでいたけれど少し違った。

獣医さん曰く『悪いものも必要』☆


これはすべてバランスが大事ということで、たとえば腸内細菌の悪玉と善玉菌があるけど腸内では悪玉も善玉も必要な細菌で、悪玉が増えすぎると良くないけれど全くいないというのも善玉菌の活動に不調を起す。
なので悪玉菌も悪者というだけでなくそこにいる意味がちゃんとあり、
細菌のバランスが崩れると不調が起こる。

除菌や消毒をと推奨され、清潔にしすぎて免疫力が得られないというのも問題だったりもする。

悪いとされる細菌なども完全に排除されてしまうと、からだの防護作用は不要だから働きが鈍る。
そしていざというときに戦う力がないために負けてしまうということがおこってしまう。

なので多少のアクも必要なのだ。



そこで考えた。

人間もよくもわるくもアクがある人は面白みがあって魅力的だ。
アクが強すぎると迷惑にもなるけど。

G-Lは、、面白い。いつ見ても飽きない。へんなところたくさん。たまにカッコいい。
絶妙なバランスなんだろうな~。






                 残雪脇を歩く登山道(米山)


雪が解けてミドリが息吹く様子とブナの新緑がさわやかだった。

山菜も少しだけどあって、山菜は個性的な味がするけどそれがまたおいしいんだよね^^

0 件のコメント: