2010年2月3日水曜日

治療の必要性を把握する(1)

治療法にはとても悩んでしまう。


病院側から提案された可能性のありそうな唯一の治療法でさえためらいが生じる。
『ほんとうにこれで良いのか??』
考えてわかることじゃないんだけれど、グルグルと頭は考え悩んでしまう。



ガンの治療をしてもその治療によりかえって全身状態を悪化させてしまったら治療の意味がない。
   ⇒治療しないほうがまだ良いかもしれない。


幸いG-Lの全身状態は血液検査の数値では問題なく、体内臓器は傷んでいないらしいことがわかった。
これを鼻の腫瘍のための治療で、麻酔・投薬・放射線などを行なったら、
体内の臓器は必ず傷つく。
   ⇒体力が奪われ、鼻以外にも問題点が出てくるのはイヤ!。
   ⇒これ以上G-Lを傷つけ苦しめたくはない。


わたしは上記のように考えていたけれど、逆のことを考える人もいるだろう。

体内数値に問題がない ⇒ 積極的な治療にも耐えられる体力がありそう。
                ⇒ 治療効果もあらわれ易いだろう。
               ⇒ 効果が望める治療法でガンをやっつけてしまおう。




ガンという病気になり、ガンというものと治療と一生おつきあいをする覚悟をした。
  (覚悟をするしかないともいえるけど)
これから先、どのくらいの期間かもわからないお付き合い。
出来れば良い関係で過ごしたい。

良い関係でいたいので、ガンちゃんをわざわざいじめるようなことはできない。
何とか仲良く共存できる方法を探しだす!無謀だけどそれしか方法はないと思ってしまった。



【がん治療をする意味】は 何もしないでいる場合とくらべて何か効果を得ることである。

治療をしても効果が得られなかったり、かえって容態を悪化させてしまったりしたら治療の意味はない。治療をしない方がよいということになってしまう。


何をどう選ぶかは「賭け」。
ためらっている時間はそうないんだけれど、じっくり考えて心を決めれば、そう後悔はないんじゃないかなと思う。

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