NHK教育テレビ サイエンスZERO
第252回 がんの個性を探れ
~がんワクチン 研究最前線~
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp252.html
ワクチン療法
*癌細胞のペクチド(ワクチン)を注射するという治療法
ガンの部位に近いリンパ球の集まるところに週に1度注射するようです。
作用としては
:ワクチン投与により免疫力を刺激し、免疫力を活発にさせて
癌細胞を攻撃する力を強化する: というようなかんじ。
癌細胞はその細胞内に大量の栄養を使用しながら血管をつくりだし、その増殖を拡大していく。
それをこのワクチンで血管をつくりだす前にくい止めよう!というのがこの治療の目的のようです。
今のところは、研究の段階の治療法です。
この治療に協力している患者さんのお話では、『副作用は感じられない』とのこと。
『抗がん剤をしているときはえらかった(ひどい)。』 と仰っていました。
研究段階での効果は
4割の人 : 効果なし
4割の人 : 効果あり(現状維持や進行が見られないなど)
2割の人 : 効果あり(縮小)
ここでも医師の方は「治療はやってみないとわからない」と言っていた。
ガンという病気は、その個体それぞれで性質が異なっていて治療効果もまた同じくということ。
この研究に参加するには3つの条件があり、
・白血球の型が合うかどうか
・たんぱく質の有無
・全身の状態
これをクリアすれば、治療を受けれる。
ガンワクチンをオーダーメイドをしてくれる、ワクチン外来もできているという。
(人間の病院です)
これも免疫療法の一つなのでしょうか?
免疫力を高める治療はいくつかあるけれど、これをひっくるめて【免疫療法】とは言わないのかな~?
2 件のコメント:
その番組、私も見ました。
すい臓がんの方の元気な様子にビックリ。
動物用は無いのかしら~と思いながら見ていました。
動物では現在どうなのでしょうね。
ペットよりも人間の方がお役所での規制が厳しいようですが、、。
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